ミスターギョーザ | 京都1975

ミスターギョーザ

ミスターギョーザ
「ミスタードーナッツ」が「ミスド」、「ミスターチルドレン」が「ミスチル」て呼ばれてんにゃから、「ミスターギョーザ」はもちろん「ミスギョ」ちゃいますのん。「ミスギョ」。木魚じゃないよミスギョ。ミスしてギョッ!とする感じ。もしくはMiss・魚、そんなミスコンいやや!なーんてね、あーしょうもな、かんわきゅうだい。餃子というと、そりゃもう有無を言わさず「餃子の王将」やん。安価で均一なる美味を提供する京都発・全国規模の餃子大軍団。「リャンガーコーテーインナーホー!」てね、謎の呪文も炸裂しまくっとるしね。ちょっとやそっとじゃ奴らには勝てねえっすよ。餃子界の揺るぎなきデファクトスタンダードを築き上げた罪な奴ら。中華料理店とかラーメン店とかでね、餃子を食う機会があるんだけれども、どれも「ふーん」な感じ。毒されとるんやね、王将の味に、いやあマジカル。で、話は戻ってミスギョなんだけれども、悪くない、ていうか、なかなか美味いやん。王将みたいな「どやあ!美味いやろ!ほらあ、言うてみい、美味いて!」なゴリ押し感はなくて、素直なお味。白眉は何と言ってもパリパリ感でしょう。いやーん、羽がえらいこびりついて。サクッサクッサクッ、スナック菓子のような素敵な食感!味噌ダレがこれまたええやないの。もちろん「龍園」 とはベクトルを異にするけれども、これはこれでグー。

ミスター・ギョーザ (餃子 / 西大路)
★★★★ 4.0